お顔について

人形の館石倉では、全国の人気の作家のお顔を取り揃えております。
特に近年では大変貴重になりつつある桐塑頭(とうそかしら)も扱っております。
もちろん、一般的な石膏頭(せっこうかしら)も好評なお顔を数多く取り揃えております。

お顔と衣装の組合せは一部商品を除き、自由に変更する事も可能です。
ネット掲載商品のお顔の変更もお気軽にお問い合わせ下さい。

桐塑頭・・・本練頭(ほんねりがしら)

江戸時代より人形の顔として愛用され、受け継がれた技法です。
桐の木を粉にして、しょうふ糊で固めた生地に胡粉(ごふん)を塗り重ねます。その後、目・鼻・口と彫刻刀で切り出していき仕上げます。
職人が十年・二十年と修行した技で、純粋な手作り工法です。現在では作者も少なく、大変貴重なお顔です。耐久性も非常に優れています。

石膏頭(せっこうかしら)

現在人形の主流のお顔です。
原型に石膏を流し込んで抜き、胡粉を吹き付けます。
その後、目・口・眉を描く作り方です。
技術の必要な置きあげ(まぶた、ほお、鼻など顔のふくらみを持たせる作業)や彫刻刀での切り出しが省略できるため、同じお顔が量産できます。 若手で意欲的な作家も多いです。

桐塑頭(本練頭)の製作工程

  • 1.原型作り
    木彫・粘土・桐塑等を用い原型頭を作る
  • 2.生地作り
    桐粉としょうふ糊を練り合わせ型に入れ抜き取り乾燥させる
  • 3.目入れ
    膠(にかわ)を煮て胡粉(ごふん)と練り合わせ硬めにして目つぼに入れ義眼を固定する
  • 4.地塗り
    練り合わせた胡粉を薄めにハケで塗る
  • 5.置き上げ
    硬めの胡粉を用い、目・鼻・口等を盛り上げ整える
  • 6.中塗り
    地塗りと同様に胡粉を作り地塗りより濃いめにして塗り上げる
  • 7.切り出し
    小刀を用いて、目・口・鼻等を切り出す
  • 8.上塗り
    ゼラチンを煮て、粒子の細かい胡粉を練り合わせ、あくを取り沈殿させ上澄みを、三回から五回塗る
  • 9.彩色
    繭、毛書きを筆で描き、頬紅、口紅をさす

その他、店頭には様々な頭師のお顔を取り揃えています。
お顔とお衣装の組み合わせ変更も承ります。お気軽にお問い合わせください。