鎧・兜の選び方
鎧・兜は初節句だけでなく、長く飾り続けるものです。
その為には、大人の目から見ても飽きのこない「よい造りのもの」を選ぶことが大切です。
国宝の鎧にみる「威し糸の色と編み目」「金物」「造形美」にご注目下さい。
鎧・兜は初節句だけでなく、長く飾り続けるものです。
その為には、大人の目から見ても飽きのこない「よい造りのもの」を選ぶことが大切です。
国宝の鎧にみる「威し糸の色と編み目」「金物」「造形美」にご注目下さい。
現在、平安鎌倉期の鎧のみが価値あるものとして、国宝に指定されています。赤や白、紫などとても美しく鮮やかな色目です。高い堅牢度で染められた糸は、色むらがなく、彩度が高く、また何十年飾り続けても色落ちしにくいです。
威の編み目は、職人の技術がはっきりと表れます。太い組紐を細かい間隔で揃って編まれているかは重要なポイントです。熟練した職人による編み目は動物の毛並みの様に密度が濃く均一的です。兜鎧は前姿だけでなく、後ろ姿の編み目の美しさも大切です。
丹念に研磨された金物は、重厚な質感と深みのある輝きを持っています。特に、艶のある輝きと流麗なフォルムの鍬形は見るものを圧倒します。また、日本の伝統文様が彫られた金具細工の精巧さ、芸術性にもご注目下さい。
部分部分の仕事はもちろん、それをまとめあげる総合力。それが甲冑師の本物の力です。「八面玲瓏(はちめんれいろう=どの角度から見ても美しいこと)」といわれる鎧の芸術性を再現した鎧・兜は前、横、斜め、後ろ、どこから見ても美しく、張りつめた緊張感を漂わせています。
ネット掲載商品も一部セット商品を除き、組み替えは自由に行なえます。
組み替え画像をお送り致します。お気軽にお問い合わせ下さい。
近年、鍬形などに個性的なデザインを施した、戦国時代の名将
具足もお節句飾りとしてお飾り頂く様になってきました。
人形の館石倉では、名将鎧・兜も数多く取り扱いがございます。
武将が志を持ち、願いをたて、それが達成されたとき、お礼として大切な鎧を神社に奉納しました。
それが奉納鎧です。面・小手・具足の無い本式の飾り方であり、余分のものを一切省略した芸術的な美しさがあります。
奉納鎧は、お子様のお祝いとしてふさわしい鎧の形ともいえます。